【お悩み】AMG S/Sカブリオレ/Sクーペを継続車検すべき?売却すべき?

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車検を受けて「AMG Sクラス」を乗り続けるか、または売却して乗り換えるか迷っておられる方はいませんか?

この記事ではAMG Sクラス(クーペ、カブリオレ)をお持ちの方で「継続車検を受けて引き続き乗り続けるか」「車両売却をして別のクルマに乗り換えるか」どちらがよいかお迷いの方向けに、最善の選択肢を選ぶためのヒントを執筆させていただきました。

現在のAMG Sクラスの車検費用相場
継続車検の費用相場(※1)80760円~

1引用元:楽天車検(SL参照)

AMGSクラスを継続して乗るか、それとも乗り換えるか…。迷った時には、何はともあれ下取り価格を調べてみることをおすすめいたします。

自動車は「資産価値」が認められるものであり、その価値は経年などで変化していきますが、査定による価格と車検費用、両方を調べることによってどちらが本当にお得なのかを知ることが可能となります!

AMG Sクラスの下取り買取査定相場
新車価格(※2)2340〜3355万円
中古車相場(※2)1051~2299万円
カーオクサポート買取参考価格(※3)198~1326万円
業者間オークション予想買取価格(※3)209~1346万円
ヤフオク!予想買取価格(※3)233~1361万円

2引用元:カービュー
3引用元:価格.com

AMG Sクラスの歴史

Sクラスはメルセデスの最高峰クラスモデルであり、その更に上位モデルに位置付けられているAMG Sクラスはメルセデス屈指のハイパフォーマンスモデルです。メルセデスベンツSクラスの歴史は深く、1994年にモデル名の先頭に”S”が付けられるように変更されてからSクラスとして扱われています。

Sクラスのルーツを辿ると、1951年にタイプ200(W187)、タイプ300(W186/W188/W189)から始まり、1955年のポントン(W105/W180/W128)、1959年のフィンテール(W111/W112)、1963年のタイプ600 W100、1965年、W108/W109、1972年W116、1979年W126、1991年W140と続いています。

一方、AMGの歴史としては、1965年にデビューした300SEL 6.3(W109)をベースにAMGがエンジンチューニングを行ない、1971年スパ・フランコルシャン24時間レースに初出場しクラス優勝、総合2位を獲得しました。W126 はAMGモデルが販売されました。

初代AMG Sクラス(W140)は、1994年、2代目メルセデスベンツSクラス(W140)のマイナーチェンジの時期にデビューしました。セダンと共にクーペモデル(C140)も販売。

1996年、マイナーチェンジが行なわれましたが、このタイミングでAMG Sクラスクーペは姿を消し、AMG CLクラス(C140)としてデビューしています。

高コスト、高価格の車造り体質が続いたことでSクラスはモデルの更新と共にボディーは大型化、高価格化が進んでいました。

この時期、ヨーロッパや北米ではSクラスのような大型車は環境破壊車と呼ばれ非難を浴びました。日本ではバブルの余波もあり、販売は好調でした。

1999年、2代目AMG Sクラス(W220)に移行。ヨーロッパでは先代モデルが環境破壊車と呼ばれたこともあり、ボディーサイズは全体的にダウンサイズ化となり、環境面、使用部品の材質、コスト面などを見直した設計・開発が行なわれたこともあり、車造りにも若干チープさを感じさせましたが、燃費や走行性能に向上されました。

世間からの反発を抑える対応で逆にメルセデスユーザーにとってはメルセデスらしくない車であるとの声が上がり不満を持たせることになってしまいました。

一方、市販車では世界初のドアミラーウインカーが装着されたり、燃費が向上したことなどから、ヨーロッパでの販売は再び好調になったとのこと。

2006年、3代目AMG Sクラス(W221)が登場しました。先代モデルを教訓にボディーサイズが戻され、品質さが向上され、本来のSクラスらしさが取り戻されました。

シフトレバーの位置はフロアシフトからステアリングコラム横に電子セレクターレバーが設置。これにより、ギア設定および、シフトのアップ&ダウン操作はステアリングから手を離すことなく操作が行えるようになりました。

2013年、現行モデルとなる4代目AMG Sクラス(W222)が登場しました。AMG Sクラスの駆動方式は後輪駆動ですが、新たにフルタイム4WDの4MATICグレードが登場しました。

2014年、CLクラスの販売終了と共に、AMG Sクーペ(C217)が復活しました。2016年、AMG Sカブリオレ(R217)が44年ぶりに復活。クーペ、カブリオレの駆動方式は、後輪駆動モデルと4MATICの2モデルが設定されています。

AMG Sクラス 車両概要

初代 Sクラス 車両概要(1994~1999年モデル)

1994年、初代AMG Sクラスがデビュー、コードネームは、W140です。セダンと共に、初代AMG Sクラスクーペもデビューしており、こちらのコードネームは、C140です。

セダンモデルは、S500L(1670万円)S500 6.0(1740万円)S600L(2070万円)S600L 6.0(2320万円)4モデルです。クーペモデルは、S500 6.0クーペ(2440万円)の1モデルです。

S500Lは、エンジンが 119970型、4973ccV8気筒DOHC、出力325馬力、トルク49kgm10-15モード燃費は5.8km/です。ボディーは、全長5220mm、全幅1885mm、全高1500mm、ホイールベース3140mm、車両重量2190kg、タイヤサイズは前後とも255/45ZR18です。

トランスミッションは4AT、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク式です。駆動方式は、後輪駆動(FR:フロントエンジン、リアドライブ)です。ステアリングポジションは左ハンドル、乗車定員は4名です。

S500 6.0のエンジン型式はS500Lと同じですが、排気量を 983ccボアアップしたことに伴い 5956cc、出力380馬力(+55ps)、トルク59.1kgm(+10.1kgm)10-15モード燃費は5.6km/です。ボディーは、全長5120mm、全幅1910mm、全高1490mm、ホイールベース3040mm、車両重量2110kgです。

S600Lは、エンジンが 120980型、5987ccV12気筒DOHC、出力395馬力、トルク58kgm10-15モード燃費は4.8km/です。ボディーは、全長5220mm、全幅1885mm、全高1480mm、ホイールベース3140mm、車両重量2300kgです。

S600L 6.0のエンジン型式はS600Lと同じですが、出力440馬力(+45ps)、トルク61.2kgm(+3.2kgm)です。ボディーサイズは、S600Lと同じです。車両重量2270kgです。

S500 6.0クーペは、エンジンはセダンと同じ仕様、ボディーは、全長5080mm(-140mm)、全幅1915mm(+30mm)、全高1440mm(-40mm)、ホイールベース2945mm(-195mm)、車両重量2200kg(-100kg)です。(()S600Lとの比較)

1996年、AMG Sクラスはマイナーチェンジが行なわれ、このタイミングでAMG Sクーペは姿を消し、新たなモデルとしてCLクラスが誕生し、引き継がれています。

初代AMG Sクラスは1999年まで販売後、2代目AMG Sクラスに移行しました。

2代目 Sクラス 車両概要(1999~2006年モデル)

1999年、モデルチェンジが行なわれ2代目AMG Sクラスが登場しました。コードネームは、W220です。

モデルは、S55(1830万円)、S55L(1980万円)。エンジンは 11386型、5438cc、V型8気筒SOHC、出力360馬力、トルク54kgm、10-15モード燃費は6.7km/ℓです。

S55のボディーは、全長5045mm、全幅1855mm、全高1445mm、ホイールベース2965mm、車両重量1890kg、タイヤサイズはフロントが245/45R18、リアが 275/40R18 となります。

S55Lのボディーは、全長がS55よりも120mm延長した全長5165mm、ホイールベース3085mm、車両重量1910kgです。

トランスミッションは先代の4速ATから5速ATに変更され、サスペンションはフロントが先代のダブルウィッシュボーンから4リンク式に変更、リアはマルチリンク式が引き継がれました。

また、運動性能と走行快適性に優れたABCシステム(アクティブ・ボディ・コントロール・システム)を装備。ステアリングポジションはS55が左ハンドル、S55Lは左右の設定があります。

乗車定員はS55が5名、S55Lが4名となり、メルセデスベンツS500のエンジンをベースにチューニングが施されています。

ボアアップやパワーアップのチューニングに留まらず、鍛造アルミ製ピストンの使用、オイルジェットによる冷却、排気系チューニングなども行われています。

AMGエンジンの組み立てはライン工程ではなく、1人のAMGエンジニアが1つのエンジンを完成するまでの工程を担当します。

完成するとエンジニアのサインが書かれたプレートがエンジンに貼られます。

AMGエンジンに搭載されたエンジニアのサイン

2001年、エンジンに過給機(ターボチャージャー)を搭載。

エンジン仕様は、113M55型、5438cc、V型8気筒SOHCスーパーチャージャー、出力500馬力、トルク71.4kgm、10-15モード燃費は6.2km/ℓです。

ターボチャージャーが搭載されたことで燃費性能は低下しましたが、出力、トルクともアップしました。

2002年にはS63L(2140万円)が期間限定販売されました。
エンジンは、6258cc、V型12気筒SOHC、出力444馬力、トルク63.2kgmと、更にパフォーマンスを向上させたモデルです。

2003年、S65L(2460万円)が登場しました。

エンジンは、5980cc、V型12気筒SOHCツインターボ、出力612馬力、トルク102.0kgmです。排気量ボアアップ、ツインターボ、強化インタークーラーを搭載したことで飛躍的にパワーアップトランスミッションは強化型の5速ATを搭載のモデルです。

外装は、AMG製フロントスポイラー、サイドスカート、リアスカート、左右フェンダーには “V12 TURBO” エンブレムが飾られ、AMG製19インチマルチピースツインスポークアルミホイール、デュアルツインエクゾーストエンドなどを装備した、更に迫力を増したモデルです。

安全面では、エアバッグ(デュアル&前後サイド&ウインドウ)、ブレーキアシスト、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)、ADS(アダプティブ・ダンピング・システム)、ABS、E-call用システムなどを標準装備しています。

安全装備として、デュアル&前後サイド&ウインドウエアバッグ、ブレーキアシスト、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)、ADS(アダプティブ・ダンピング・システム)、ABS、E-call用システムなどを標準装備されています。

2002年、メルセデスベンツからS600Lが販売さえたことに伴い、S63Lが登場しました。エンジンは、6258cc V型12気筒SOHC出力444馬力、トルク63.2kgm。

2003年には、S65 AMGロングが登場します。エンジンは、5980cc V型12気筒SOHCツインターボ、出力612ps、トルク102.0kgmです。ツインターボを搭載したことで更に出力がアップしています。

3代目 Sクラス 車両概要(2006~2013年モデル)

2006年、モデルチェンジが行なわれ3代目AMG Sクラスが登場しました。コードネームはW221、販売モデルは、S65L(2783万円)のみからスタート。

エンジンは、275M60型、5980cc、V型12気筒SOHCツインターボ、出力612馬力、トルク102kgm、10-15モード燃費は5.5km/ℓ。

トランスミッションはハイパワーエンジンに耐えるために強化された電子制御式AMGスピードシフト 5速ATを搭載し、ミッション位置は先代のフロアシフトからコラム式シフトに変更されました。

ステアリングコラム横に設置された電子セレクターレバーによる操作でギア設定(P-R-N-D)を行ない、ステアリングシフトによってシフトのアップ&ダウンを操作できるため、ステアリングから手を離すことなくシフト操作が行えるようになっています。

ボディーは、全長5206mm、全幅1871mm、全高1473mm、 ホイールベース3165mm、車両重量 2195kg、タイヤサイズは、フロントが255/40R19、リアが275/40R19。

サスペンションは、フロントが4リンク式、リアがマルチリンク式にABCシステムを装備、大径ディスクのブレーキは、フロントにツインキャリパーを装備したAMGブレーキシステムを採用しています。

外装は、AMG製フロントスポイラー、サイド&リアスカート、左右フェンダーにはV型12気筒SOHCツインターボを示す “V12 BITURBO” エンブレムが飾られ、チタニウムグレーにペイントされたAMG製19インチマルチピース5本スポークアルミホイールを装着し、テールの左右にはAMGデュアルツインクロームエグゾーストエンドなどを装着しています。

更に2007年には、S63L(2090万円)が登場しました。

エンジンは、 156型、 6208cc、V型8気筒DOHC、出力525馬力、トルク64.2kgm、環境対策エンジンH17年基準☆☆☆☆、10-15モード燃費は5.3km/ℓです。

トランスミッションは電子制御式7速AT(AMGスピードシフトMCT-7)です。アルカンタラルーフライナー付セミアニリンレザー仕様の内装に、センターコンソールには高級アナログ時計の “IWCインヂュニア” が装備され、ドライビングダイナミックシート、パドルシフト付AMGスポーツステアリングなど高級感とスポーティーさを兼ね備えたモデルです。

2010年には搭載エンジンが変更。

S63Lは、157型、5461cc、V型8気筒DOHCターボ、出力544馬力、トルク81.6kgm、環境対策エンジンH17年基準☆☆☆、H22年度燃費基準+5%達成車、10-15モード燃費は8.3km/ℓです。

排気量747ccボアダウンしましたが、ターボチャージャーの搭載で出力、トルクともアップし、0.001秒の間に最大4回点火するマルチスパークイグニッションや燃料噴射制御するピエゾインジェクターを使用した直噴式燃料噴射システムを搭載したことで燃費も向上しました。

S65Lは、275M60型、 5980cc、V型12気筒SOHCターボ、出力629馬力、トルク102kgm、10-15モード燃費は5.8km/ℓです。加速度測定では、停止状態から100km/hまでに達するまでの時間はわずか4.6秒です。

タイヤサイズは、S63がフロント255/40R19、リア275/40R19、S65がフロント255/35ZR20、リア275/35ZR20になり、トランスミッションはS65にも電子制御式7速AT(AMGスピードシフトMCT-7)が搭載されました。

2010年には、S63L AMGパフォーマンスパッケージ(2422万円~2433万円)が限定販売されました。

S63Lの157型エンジンをベースにターボチャージャーのブースト圧を1.0kgf/cm2から1.3kgf/cm2にアップなどのチューニングを施したことで、出力が571馬力(+27ps)、トルクは91.8kgm(+10.2kgm)にパワーアップしています。

停止状態から100km/hまでに達するまでの時間はわずか4.4秒に更新し、最高速テストでは、リミッター作動する300km/hまで達します。

そして2012年、S63Lデジーノリミテッド(2400万円)が20台限定販売されました。

S63Lをベースに、外装ボディーカラーは、デジーノカラー3色(つや消しマットカラー2色)を含む全6色を設定し、内装は、最上質のレザーを使用した4色のデジーノ・フルレザーインテリアが設定されています。

更にラグジュアリーシートパッケージ、通常のガラス・スライディングルーフの約2倍の透過面積を持つパノラミックスライディングルーフを標準装備し、ブラックペイントポリッシュ仕上げのAMG製20インチ5本ツインスポークアルミホイールを装着したモデルとなります。

4代目 Sクラス 車両概要(2013~)

2013年、モデルチェンジが行なわれ現行モデルとなる4代目AMG Sクラスが登場しました。コードネームはW222、ヘッドライトを含め、すべてLEDが使われています。

フロントガラスに付いているステレオカメラで路面の凸凹を即座に判断し、サスペンションのダンパーを制御するなどの機能が多数組み込まれたモデルです。

2014年には、2代目となるSクラスクーペが登場しました(コードネームは、C217)。

1994年~1999年にかけて初代AMG Sクラスクーペが販売されましたが、その後、姿を消し2001年~2014年の間、CLクラスに引き継がれました。

CLクラスの販売終了後、再びAMG Sクラスクーペとして復活しました。2016年、初代となるSクラスカブリオレが登場しました。コードネームは、R217。

セダンモデルは、S63L(2340万円)、S63L 4MATIC(2340万円)、S65L(2963万円)の他に、ファーストクラスパッケージのグレードとして、S63L ファーストクラスパッケージ(2395万円)、63L 4MATICファーストクラスパッケージ(2395万円)、S65L ファーストクラスパッケージ(3015万円)があり、計6モデルのラインナップです。

クーペモデルは、S63クーペ 4MATIC(2400万円)、S65クーペ(3120万円)の2モデルです。カブリオレモデルは、S65(3417万円)、S63 4MATIC(2750万円)の2モデルとなります。

S63は、エンジンが157型、5461cc、V型8気筒DOHCターボ、出力585馬力、トルク91.8kgm、環境対策エンジンH17年基準☆☆☆、H27年度燃費基準達成車、JC08モード燃費は9km/ℓ(S63)、8.9km/ℓ(S63 4MATIC)。

S65は、エンジンが 279型、5980cc、V型12気筒DOHCターボ、出力630馬力、トルク102kgm。

セダンのボディーは、全長5295mm、全幅1915mm、全高1500mm、ホイールベース3165mm、車両重量2180kg(S63)、2190kg(S63 4MATIC)、2250kg(S65)、タイヤサイズは、S63がフロント255/45R19、リア285/40R19、S65がフロント255/40R20、リア285/35R20です。サスペンションは、フロント4リンク式、リアマルチリンク式です。

クーペのボディーは、全長5045mm(-250mm)、全幅1915mm(±0mm)、全高1425mm(-75mm)、ホイールベース2945mm(-220mm)、車両重量2140kg(S63 4MATIC)(-50kg)、2170kg(S65)(-80kg)、タイヤサイズは、S63がフロント255/40R20、リア285/35R20、S65がフロント255/40R20、リア285/35R20です。

※()はセダンとの差分。

カブリオレのボディーは、全長5044mm(-251mm)、全幅1913mm(-2mm)、全高1428mm(-72mm)、ホイールベース2945mm(-220mm)、車両重量2220kg(S63 4MATIC)(-30kg)、2210kg(S65)(-40kg)、タイヤサイズは、フロントが255/40R20、リアが285/35R20です。

※()はセダンとの差分。

サスペンションは、フロント4リンク式、リアマルチリンク式、AIRMATIC エアマティックサスペンションが装着されています。トランスミッションは7速ATを搭載しています。S63はAMGスピードシフトMCT、S65は7G-TRONIC PLUSを採用しています。

ミッション位置はコラム、乗車定員は4~5名です。ステアリングポジションはS63が右ハンドル、S63 4MATICとS65が左ハンドルです。駆動方式は、S63L、S65Lが後輪駆動、S63 4MATICがフルタイム4WDです。

ファーストクラスパッケージは、リアシートが左右独立タイプとなっており、レッグレストとフットレストと組み合わせることでファーストクラスのような快適さを実現しています。センターコンソール、格納式テーブルの他にアームレスト後端にはサーモスタット制御の冷蔵庫が装備された豪華な仕様です。助手席側リアシートのリクライニング量は43.5度まで拡大しています。

AMG Sカブリオレには、万が一の転倒の際のために、オートマティックロールバーが搭載されています。

これは、ボディーの傾きや衝撃をセンサーが感知すると、リアヘッドレスト後方に格納されているロールバーが火薬式のガスジェネレーターによって瞬時に上昇し、強化されたAピラーと共に乗員の安全を確保しています。

ドアアームレスト、センターアームレスト、ステアリング、シートにはヒーターが装備されているため、寒い日でもオープンドライブを楽しむことができるモデルです。

2014年、Sクラス クーペ発表を記念モデルとして、S63クーペ 4MATIC エディション1(2470万円)が42台限定販売されました。

AMGダイナミックパッケージを標準装備し、内装はベンガルレッド、クリスタルグレーのナッパレザーを使用したフルレザー仕様で施し、艶やかで漆黒あるdesignoピアノラッカーのウッドインテリアトリムを装着した落ち着いた雰囲気を演出しています。

2016年、Sクラス カブリオレ発表と自動車生誕130周年の記念モデルとしてS63カブリオレ 4MATIC エディション130(3251万円)が全世界限定130台(日本では8台)限定販売されました。

外装は通常の1/3~1/10の粒子を持つ塗料でアルビームシルバーに塗装されているため、きらびやかな色合いを持ち、クローズ状態では、ボルドーレッドのソフトトップがより一層、コントラストを引き出します。

内装は、AMGカーボンファイバー、ピアノラッカーのトリムを装着することでスポーティーさと高級感が兼ね備えられています。

AMG Sクラスで継続車検を受ける場合

AMG Sクラスに継続して乗る場合の車検費用相場、不具合の多い箇所などに関する注意点をご説明させて頂きます。

継続車検の相場価格(「楽天車検」による全国平均)

車検専門業者による車検費用相場(楽天車検)
継続平均の車検費用80,760円~
車検費用の内訳(楽天車検)
基本料金21,030円~
自賠責保険料25,830円~
自動車重量税32,800円~
印紙代1100円
※法定費用+整備費用
※大型乗用車区分での算出
※車検費用には地域差があります
※認定工場の場合は印紙費用数百円が上乗せされます
※引用元:楽天車検(SL参照)
※初度登録から13年経過した場合、重量税が1割増しとなります。
※ディーラー車検の場合は上記金額の倍額以上が予想されます。

AMG Sクラスの車検と点検時における注意点

AMG Sクラスは故障が少ないモデルですが、走行距離や時間の経過と共に劣化による修理や交換が必要になります。

非常にパワフルなエンジンを搭載しているため、熱によるパッキンの劣化により、オイル漏れが生じることがあります。

時々、エンジンルームを覗いてエンジンや周辺からオイルが漏れたり、にじみ出ていないか確認してみましょう。

また、普段からの走り方にもよりますが、ブレーキの消耗が早い傾向にあります。ブレーキパットだけでなく、ディスクの摩耗も激しく、割と早期の交換が必要となります。

同時に足回り系の劣化も進み、ゴム類のブッシュ関連も交換が必要になります。気になる音が発生している場合には、早めに点検、交換をするようにしましょう。

サスペンションに搭載しているエアサスの交換が必要になります。サスペンションはエアーを使って車高調整したり、サスペンション制御を行なっています。

部品の劣化によりエアーが漏れてしまうと、車体を上げることができず車高が下がった状態になります。

エアーが漏れた状態で走行を続けると、エアーポンプが常にエアーを送る状態となり、ポンプの故障にも繋がります。警告が出た場合には速やかに点検、修理を受けましょう。

継続車検でなく、車両下取り・買取に出す場合

初代AMG Sクラス(W140)は、デビューから20年以上経過していることから中古車市場では流通する玉数がほとんどない状況です。

現段階で、2代目AMG Sクラス(W220)は、中古車市場では10台程度販売されており、中古車相場価格は、70万円~395万円ですが、ほとんどは100万円前後で販売されています。

3代目AMG Sクラス(W221)は、中古車市場では30台程度販売されています。中古車相場価格は、268万円~820万円と、価格帯に幅がありますが、350万円~600万円に集中しています。

現行モデルの4代目AMG Sクラス(W222)は、中古車市場では40台程度販売されています。中古車相場価格は、1051万円~2280万円。1500万円~2000万円に最も多くが分布しています。

初代AMG Sクラスクーペ(C140)は、ほとんど流通がなく、中古車市場ではわずか1台販売されています。中古車相場価格は、270万円です。

2代目AMG Sクラスクーペ(C217)は、中古車市場では10台程度販売されています。中古車相場価格は、1489万円~2000万円。

初代AMG Sクラスカブリオレ(R217)は、デビュー間もないことから中古車市場での流通はありません。

Sクラスは値崩れが激しいモデルであり、現行モデルは今後も値崩れは続く模様なため、新車で購入した方はかなりのロスプロフィットが発生する可能性があります。

Sクラスを売却する場合、車買取り専門店で無料査定を依頼して買取り価格を確かめてみることから始めてみましょう。

買取り価格に不満がある場合には、面倒ですが、複数の買取り業者で同様に無料査定を受けて買取り価格を比較してみます。価格差が少ない場合には、相場価格とみてよいでしょう。

新車購入の場合、ディーラーに下取りに出すケースがありますが、一般的にディーラーでの下取り価格は中古車相場よりも安価であるケースが多いのはほぼ間違いありませんので注意してください。

したがって、必ずディーラー下取りと中古車店買取を双方比較することをお勧めします。

ディーラーに下取りに出す場合でも参考として車買取り専門店での買取り価格を知っておくことで新車購入時の交渉材料になることもあります。

下取り価格が安価でもディーラーに下取りに出すことで新車価格の割引やオプション品のサービスを受けるメリットもありますが、一概に価格だけで決めず、ディーラーとの付き合いや周囲の人間関係など総合的に検討するようにしましょう。

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